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子どもの成長がなによりのエネルギー!ベトナムからきたホアさんが、五月台ルミナス保育園での仕事を通じて感じたこととは?

ブイ・テイホンホアさん(30歳女性)
(プロフィール)ベトナムで生まれる。2008年来日し、日本語語学学校を経て、専門学校で簿記など会計知識を学ぶ。2012年から大学で小学校や特別支援学級での教育を修めた後、2016年から技能実習生とその受け入れ企業を支援する団体で活動。2017年に出産、2019年3月、五月台ルミナス保育園に入職。

今回は、保育園の現場で働きながら、ココキャリ・アカデミーで保育士資格取得を目指している、ブイ・テイホンホアさんに、なぜ保育士をめざしているのか?保育士をすることのやりがいなどについて取材させて頂きました!

今回お伺いしたのは、小田急線五月台駅のそばにある、株式会社アイオルの五月台ルミナス保育園です!園内に入ると子どもたちの元気な笑い声がきこえてきます。

ここで現在保育補助として活躍されているのが、ベトナム出身のホアさんです!

───では、早速インタビューに入らせていただきます!よろしくお願いします!

───まず、ホアさんのご経歴をおしえてください。
11年前、日本の言葉と文化を学ぶため、来日して日本語の語学学校にいきました。その後専門学校で簿記など会計について学び、大学に入りました。大学では、小学校と特別支援学校の教育について勉強しました。卒業した後、日本にきた技能実習生を支援する団体で3年間仕事をしていました。その後、保育士を志して現在五月台ルミナス保育園で働いています。

───始めから保育について勉強していたわけではなかったんですね。前職でのお仕事について詳しく教えてください。
前職では、日本に来た技能実習生の方々が、受け入れ先の企業様とスムーズに仕事ができるよう、相談を受けてアドバイスをする仕事でした。やはり外国から来ると、言葉や文化の面で違いがあるので、そういったことに関する相談を受けていました。

───そこではどんなやりがいを感じていらっしゃいましたか?
やはり、私のアドバイスで、実習生の方が企業様とうまくお仕事ができるようになった時に、やりがいを感じました。人のために役に立っているという実感がありましたね。

───人のための仕事というのが、ホアさんのなかで大切なことだったんですね。日本でお仕事をするにあたって、日本語はどのように学ばれたのですか?
学生のとき、新聞配達の仕事をしながら新聞を読んでいました。日本語の会話は、学校の授業の準備や、子どもができてからは、子どもに話しかけることで練習しました。ほかにも、学校や仕事の通勤通学の時間に、頭の中で会話のイメージを繰り返したりしていました。

───学生時代からいままで、凄く練習されたのですね。保育士として、日本語の勉強をするとき、どんな勉強方法がありますか?
子どもたちとたくさん会話することが、自分の勉強になりますね。日本のうたや、絵本をたくさん読むことも、日本語だけでなく、日本そのものの知識を得ることにつながります。

───保育士として働かれるにあたって、とても工夫されているのですね。保育士という職業をめざすきっかけになったのは、どんな出来事ですか?

自分の子どもができて、保育園に入れるようになり、そこではたらく保育士の方々を間近で見て、あこがれを感じたことがきっかけです。保育園から帰ってきても、「明日も行きたい!」「先生に会いたい!」と言う子どもをみて、園児たちにそう思わせられる先生方にあこがれを感じ、自分も保育士になろうと思いました。

───近くで見ていると、保育士さんのすごさが伝わってきますね。保育士になるにあたって、ルミナス保育園を選んだ理由はなんでしょうか。
働く環境が良いと思います。子育てについても、園長先生はじめ他の先生方がすごくサポートしてくださいます。アカデミーの講義についても、午前中は仕事で、午後からアカデミーの講義にでることができたりして、とても協力的にして下さいます。講義や試験の時でも、出勤としてカウントされます。

───ルミナス保育園の体制や職員の方々が決め手だったんですね。アカデミーを受講するメリットには、どんなものがありますか?
やはり働きながら勉強できる点です!座学の勉強を、実際の現場に応用できることがあり、それは凄くいいことだと思っています。

───保育園で働きながら、なぜ勉強と仕事と子育てが両立できているのですか。

五月台ルミナス保育園のみなさんが協力的だからだと思います。同じクラスを担当している先生が、私のいない時にサポートしてくれるんです。もちろん子どもが体調不良のときでも、園長先生や他の先生がサポートしてくれます。試験があって私が現場からぬけるときも、ほかの先生方から「がんばってね!」「応援してるよ!」と声をかけてもらえて、本当に自分の力になります!

───やはり園の協力的な雰囲気がいいのですね。試験の科目は、現在どのくらいパスされたのですか。
あとは社会福祉の科目が残っています。法律を扱うので、難しいです!

───日本の制度など、いろいろ難しいですよね、がんばってください!逆に、楽しかったこと、よかったことはなんですか?
やはり、保育の現場で子どもたちと接することや、他の先生たちとかかわることがとても楽しいです。また、アカデミーを受けている他の生徒の方とも仲良くなりました!

───そういう関係はすばらしいですね!園での仕事でいままでで一番印象に残っていることはなんでしょう?

やはり子どもたちの成長が印象に残っています。子どもたちのなかで、社会性が育っていることが実感できます。他の子どもがないていたり、鼻水が出ていたりしたときに、他の子が、その子にティッシュを持って行ってあげたりしているんです!そういう瞬間は、とても印象に残りますね。

───子どもたちの成長がみられるのは、保育士の醍醐味ですね!今後どのような保育士になりたいですか?
知識があって、子どもと上手く接することができる保育士さんになりたいです。子ども達にはいろいろなタイプがいるので、どんなタイプの子でも上手に接することができる保育士さんになりたいです!

───これから保育士になろうとしているひとにむけてメッセージをください!

保育士はすばらしい仕事だと思います。毎日元気な子どもと接していると、自分も笑顔になるし、わくわくして仕事に臨めるんです。日本の未来にも貢献できる仕事だと思います。保育と関わりのない仕事をされていた方こそ、保育士として子どもにかかわってほしいです。別の仕事で経験したことを、子どもたちへの接し方に活かせると思うからです。是非がんばってください!

───ホアさん、貴重なお話ありがとうございました。保育士を目指す方にとって、励みになったと思います。今日はありがとうございました!

「Youはどうして保育士に?」のコーナーでは、これからもどんどん様々なバックグラウンドの方を紹介していきます!どうぞお楽しみに!

■ホアさんの資格取得支援をした法人:株式会社アイオル 求人を見る